あさひ 2013年2月期 売上高6.4%増 純利益9.9%減

あさひ（3333・東証1部）が4月5日発表した2013年2月期の非連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ6.4%増加したが、純利益は9.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は82円75銭だった。

2014年2月期は増収増益を計画。売上高17.1%増、純利益24.2%増、1株当たり純利益（EPS）102円81銭を見込んでいる。

あさひは4月5日午後3時、2013年2月期の非連結決算を発表した。売上高は6.4%増の374億円となり、前の期より22億4400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は9.2%減の40億1800万円だった。営業利益率は10.7%となり、前の期の12.6%から1.9ポイント低下した。経常利益は8.7%減の41億600万円、純利益は9.9%減の21億7100万円だった。自己資本利益率（ROE）は14.2%となり、前の期の18.3%より4.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年2月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は17.1%増の439億円を計画。営業利益は15.0%増の46億2100万円を予想。経常利益は13.2%増の46億4600万円、純利益は24.2%増の26億9700万円、EPSは102円81銭を見込んでいる。