エコス 2013年2月期 営業収益0.8%減 純利益36.0%増

エコス（7520・東証1部）が4月12日発表した2013年2月期の連結決算は減収増益だった。営業収益は0.8%の減収となったが、営業利益は12.5%、純利益は36.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は60円77銭だった。

2014年2月期は増収増益を計画。営業収益1.1%増、純利益1.4%増、1株当たり純利益（EPS）61円62銭を見込んでいる。

エコスは4月12日午後3時、2013年2月期の連結決算を発表した。営業収益は0.8%減の1077億円となり、前の期より8億1800万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は12.5%増の16億900万円と増益を確保。営業利益率は前の期の1.3%より0.2ポイント高い1.5%だった。経常利益は15.6%増の15億5100万円、純利益は36.0%増の5億9100万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.1%と、前の期の8%より2.1ポイント改善した。

決算と同時に2014年2月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。営業収益は1.1%増の1090億円を計画。営業利益は2.5%増の16億5000万円を予想。経常利益は3.1%増の16億円、純利益は1.4%増の6億円、EPSは61円62銭を見込んでいる。