鉱研工業 2013年3月期 売上高3.0%増 最終赤字1億6400万円

鉱研工業（6297・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は1億6400万円の赤字となり、前の期の4000万円の赤字より損失が1億2400万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が5000万円、1株当たり純利益（EPS）5円58銭を見込んでいる。

鉱研工業は4月22日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比3.0％増の51億9400万円、営業損益は1億6000万円の赤字（前期4100万円の黒字）、経常損益は2億700万円の赤字（同1200万円の赤字）だった。最終損益は1億6400万円の赤字（同4000万円の赤字）。

最終損失を計上したことで純資産は13億7100万円となり、前の期の15億5600万円より1億8500万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が17.4%増の61億円となる見通しを明らかにした。営業損益は1億5600万円の黒字を計画。経常損益は8400万円の黒字、最終損益は5000万円の黒字、EPSは5円58銭を見込んでいる。