日本電産 2013年3月期 売上高3.9%増 純利益80.4%減

日本電産（6594・大証1部）が4月23日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ3.9%増加したが、純利益は80.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は59円37銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高12.8%増、純利益525.2%増、1株当たり純利益（EPS）371円25銭を見込んでいる。

日本電産は4月23日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.9%増の7092億円となり、前の期より269億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は75.9%減の176億円だった。営業利益率は前の期の10.7%より8.2ポイント低い2.5%だった。継続事業税引前当期純利益は81.1%減の134億円、純利益は80.4%減の79億9800万円だった。自己資本利益率（ROE）は2%と、前の期の11.2%より9.2ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は12.8%増の8000億円を計画。営業利益は297.1%増の700億円を予想。継続事業税引前当期純利益は406.4%増の680億円、純利益は525.2%増の500億円、EPSは371円25銭を見込んでいる。