日本電産トーソク 2013年3月期 売上高6.6%減 純利益40.9%減

日本電産トーソク（7728・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.6%、純利益が40.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は28円49銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高5.5%増、純利益28.3%増、1株当たり純利益（EPS）36円55銭を見込んでいる。

日本電産トーソクは4月23日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.6%減の312億円となり、前の期より22億2700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は45.4%減の17億1500万円。営業利益率は前の期より3.9ポイント低下し5.5%となった。経常利益は36.0%減の19億7400万円、純利益は40.9%減の10億9100万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.8%となり、前の期の8.6%より3.8ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.5%増の330億円を計画。営業利益は45.7%増の25億円を予想。経常利益は26.6%増の25億円、純利益は28.3%増の14億円、EPSは36円55銭を見込んでいる。