日本電産コパル 2013年3月期 売上高7.8%減 最終赤字85億5200万円

日本電産コパル（7756・東証1部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は31億9200万円、最終赤字は85億5200万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

日本電産コパルは4月23日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は31億9200万円の赤字（前期50億2400万円の黒字）、経常損益は20億6700万円の赤字（同51億2100万円の黒字）、最終損益は85億5200万円の赤字（同10億6800万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比7.8％減の517億円だった。

最終損失の計上により純資産は前の期から70億6000万円減少し、431億円となった。自己資本比率は64.2%となり、前の期より2.8ポイント低下した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は25億円の黒字、経常損益は25億円の黒字、最終損益は15億円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は24円25銭を見込んでいる。