トーメンデバイス 2013年3月期 売上高9.3%減 純利益49.7%減

トーメンデバイス（2737・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より9.3%、純利益が49.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は175円63銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高0.4%増、純利益34.7%減、1株当たり純利益（EPS）は114円68銭を計画している。

トーメンデバイスは4月24日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.3%減の1373億円となり、前の期より140億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は44.7%減の19億2800万円。営業利益率は1.4%となり、前の期の2.3%から0.9ポイント低下した。経常利益は50.0%減の19億5900万円、純利益は49.7%減の11億9400万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.4%と、前の期の11.6%より6.2ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.4%増の1380億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は35.7%減の12億4000万円、経常利益は33.6%減の13億円、純利益は34.7%減の7億8000万円と減益を予想。EPSは114円68銭を見込んでいる。