ユアテック 2013年3月期 売上高17.7%減 最終赤字36億6600万円

ユアテック（1934・東証1部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は36億6600万円となり、前の期の84億8500万円の赤字からは損失幅が縮小した。あわせて2014年3月期は52億円の最終赤字となる見通しを明らかにした。

ユアテックは4月24日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は36億6600万円の赤字だった。前の期の84億8500万の赤字からは損失幅が48億1900万円縮小した。売上高は前期比17.7％減の1646億円、営業損益は37億6500万円の赤字（前期64億4600万円の黒字）、経常損益は24億200万円の赤字（同73億7400万円の黒字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は731億円となり、前の期より45億1200万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、最終損益が52億円の赤字となる見通しを明らかにした。営業損益は54億円の赤字、経常損益は50億円の赤字を予想。売上高は前期比2.1％増の1680億円を見込んでいる。