FCM 2013年3月期 売上高11.3%減 最終赤字3億1900万円

FCM（5758・ジャスダック）の2013年3月期非連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は1億1100万円、最終赤字は3億1900万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

FCMは4月25日午後3時30分、2013年3月期の非連結決算を発表した。営業損益は1億1100万円の赤字（前期1億6800万円の黒字）、経常損益は6500万円の赤字（同2億600万円の黒字）、最終損益は3億1900万円の赤字（同1億1300万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比11.3％減の160億円だった。

最終損失の計上により純資産は31億9300万円となり、前の期の35億4800万円より3億5500万円減少した。自己資本比率は34.4%となり、前の期より1.7ポイント低下した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は2億400万円の黒字、経常損益は2億円の黒字、最終損益は1億2900万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は75円71銭を見込んでいる。