NECキャピタル 2013年3月期 売上高1.5%減 純利益9.0%増

NECキャピタルソリューション（8793・東証1部）が4月25日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.5%の減収となったが、営業利益は12.8%、純利益は9.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は201円23銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高8.4%減、純利益は30.8%減、1株当たり純利益（EPS）は139円32銭を見込んでいる。

NECキャピタルは4月25日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.5%減の2292億円となり、前の期より35億5600万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は12.8%増の91億3200万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.5ポイント上昇し4.0%となった。経常利益は11.6%増の93億5000万円、純利益は9.0%増の43億3300万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.5%と、前の期の6.3%より0.2ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が8.4%減の2100億円となり、192億円の減収となる見通し。営業利益は28.8%減の65億円、経常利益は30.5%減の65億円、純利益は30.8%減の30億円を予想。EPSは139円32銭を見込んでいる。