ネットワンシステムズ 2013年3月期 売上高1.8%減 純利益49.2%減

ネットワンシステムズ（7518・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より1.8%、純利益が49.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は48円89銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高4.6%増、純利益50.3%増、1株当たり純利益（EPS）74円32銭を見込んでいる。

ネットワンシステムズは4月25日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.8%減の1548億円となり、前の期より27億6400万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は44.5%減の84億5100万円。営業利益率は5.5%となり、前の期の9.7%から4.2ポイント低下した。経常利益は44.0%減の86億5800万円、純利益は49.2%減の43億2400万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.9%となり、前の期の14.3%より7.4ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は4.6%増の1620億円を計画。営業利益は30.2%増の110億円を予想。経常利益は27.0%増の110億円、純利益は50.3%増の65億円、EPSは74円32銭を見込んでいる。