山洋電気 2013年3月期 売上高8.5%減 純利益32.3%減

山洋電気（6516・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より8.5%、純利益が32.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は47円61銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高10.9%増、純利益28.5%増、1株当たり純利益（EPS）61円16銭を見込んでいる。

山洋電気は4月25日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.5%減の640億円となり、前の期より59億2200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は15.3%減の39億4800万円。営業利益率は6.2%となり、前の期の6.7%から0.5ポイント低下した。経常利益は8.4%減の45億300万円、純利益は32.3%減の29億5700万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.4%と、前の期の11.9%より4.5ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は10.9%増の710億円を計画。営業利益は44.3%増の57億円を予想。経常利益は22.1%増の55億円、純利益は28.5%増の38億円、EPSは61円16銭を見込んでいる。