ステラケミファ 2013年3月期 売上高3.9%減 純利益105.8%増

ステラ ケミファ（4109・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.9%の減収となったが、営業利益は11.6%、純利益は105.8%増加した。1株当たり純利益（EPS）は160円06銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高7.1%増、純利益48.0%減、1株当たり純利益（EPS）は84円20銭を計画している。

ステラケミファは4月26日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.9%減の281億円となり、前の期より11億5300万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は11.6%増の26億8600万円と増益を確保。営業利益率は前の期より1.4ポイント上昇し9.6%となった。経常利益は23.2%増の30億2500万円、純利益は105.8%増の19億4100万円だった。自己資本利益率（ROE）は10%となり、前の期の5.1%より4.9ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は7.1%増の301億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は38.5%減の16億5200万円、経常利益は44.4%減の16億8300万円、純利益は48.0%減の10億900万円と減益を予想。EPSは84円20銭を見込んでいる。