ヤスハラケミカル 2013年3月期 売上高8.6%減 純利益89.7%減

ヤスハラケミカル（4957・東証2部）の2013年3月期非連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より8.6%、純利益が89.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は8円65銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.1%増、純利益177.9%増、1株当たり純利益（EPS）24円03銭を見込んでいる。

ヤスハラケミカルは4月26日午後3時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は8.6%減の110億円となり、前の期より10億3900万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は87.4%減の1億9900万円。営業利益率は1.8%となり、前の期の13.1%から11.3ポイント低下した。経常利益は83.0%減の2億7000万円、純利益は89.7%減の8800万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.5%となり、前の期の5.3%より4.8ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.1%増の118億円を計画。営業利益は94.3%増の3億8800万円を予想。経常利益は46.8%増の3億9600万円、純利益は177.9%増の2億4600万円、EPSは24円03銭を見込んでいる。