マキタ 2013年3月期 売上高4.7%増 純利益4.4%減

マキタ（6586・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.7%増加したが、純利益は4.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は228円92銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高11.4%増、純利益25.5%増、1株当たり純利益（EPS）287円30銭を見込んでいる。

マキタは4月26日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.7%増の3096億円となり、前の期より139億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は6.5%減の453億円だった。営業利益率は前の期の16.4%より1.7ポイント低い14.7%だった。税引前当期利益は2.7%減の456億円、純利益は4.4%減の310億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.9%となり、前の期の10.3%より1.4ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は11.4%増の3450億円を計画。営業利益は23.4%増の560億円を予想。税引前当期利益は25.8%増の575億円、純利益は25.5%増の390億円、EPSは287円30銭を見込んでいる。