三晃金属 2013年3月期 売上高1.4%減 純利益46.4%増

三晃金属工業（1972・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は1.4%の減収となったが、営業利益は284.4%、純利益は46.4%増加した。1株当たり純利益（EPS）は2円66銭だった。

2014年3月期は純利益が52.1%増、1株当たり純利益（EPS）4円04銭を見込んでいる。

三晃金属は4月26日午後2時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は1.4%減の290億円となり、前の期より4億2200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は284.4%増の7億8300万円と増益を確保。営業利益率は前の期より2ポイント上昇し2.7%となった。経常利益は309.5%増の7億7000万円、純利益は46.4%増の1億500万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.1%となり、前の期の0.7%より0.4ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が10.0%増の320億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比42.6％減の4億5000万円を計画。経常利益は同41.6％減の4億5000万円、純利益は同52.1％増の1億6000万円、EPSは4円04銭を見込んでいる。