トヨタ紡織 2013年3月期 売上高11.9%増 純利益388.5%増

トヨタ紡織（3116・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

トヨタ紡織は4月26日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は11.9%増の1兆794億円となり、前の期より1152億円増加。本業のもうけを示す営業利益は21.0%増の253億円だった。営業利益率は2.3%となり、前の期の2.2%から0.1ポイント上昇した。経常利益は46.0%増の339億円、純利益は388.5%増の157億円だった。自己資本利益率（ROE）は9.1%となり、前の期の2%より7.1ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は85円23銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が1.9%増の1兆1000億円、営業利益は18.6%増の300億円を見込む。EPSは86円35銭を予想している。