JVCケンウッド 2013年3月期 売上高4.5%減 純利益81.0%減

JVCケンウッド（6632・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.5%、純利益が81.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は8円27銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.1%増、純利益161.8%増、1株当たり純利益（EPS）21円63銭を見込んでいる。

JVCケンウッドは4月26日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.5%減の3065億円となり、前の期より142億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は25.1%減の96億300万円。営業利益率は前の期より0.9ポイント低下し3.1%となった。経常利益は51.6%減の31億600万円、純利益は81.0%減の11億4600万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.9%となり、前の期の10.9%より9ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.1%増の3100億円を計画。営業利益は4.1%増の100億円を予想。経常利益は77.1%増の55億円、純利益は161.8%増の30億円、EPSは21円63銭を見込んでいる。