神戸製鋼所 2013年3月期 売上高9.6%減 最終赤字269億円

神戸製鋼所（5406・東証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は269億円の赤字となり、前の期の142億円の赤字より損失が127億円拡大した。2014年3月期は最終黒字が350億円、1株当たり純利益（EPS）11円66銭を見込んでいる。

神戸製鋼所は4月26日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比9.6％減の1兆6855億円、営業利益は同81.4％減の112億円、経常損益は181億円の赤字（前期337億円の黒字）だった。最終損益は269億円の赤字（同142億円の赤字）。

最終損失の計上により純資産は5699億円となり、前の期より13億3600万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が6.2%増の1兆7900億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比6.6倍の750億円を計画。経常損益は450億円の黒字、最終損益は350億円の黒字、EPSは11円66銭を見込んでいる。