ITCネットワーク 2013年3月期 売上高62.6%増 純利益36.3%増

アイ・ティー・シーネットワーク（9422・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の非連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ITCネットワークは4月30日午後4時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は62.6%増の2093億円となり、前の期より806億円増加。本業のもうけを示す営業利益は19.9%増の59億300万円だった。営業利益率は2.8%となり、前の期の3.8%から1ポイント低下した。経常利益は20.8%増の60億3400万円、純利益は36.3%増の30億9200万円だった。自己資本利益率（ROE）は12.9%となり、前の期の11.9%より1.0ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は61円46銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が43.3%増の3000億円、営業利益は32.1%増の78億円を見込む。EPSは77円79銭を予想している。