山喜 2013年3月期 売上高0.4%増 最終赤字2億2500万円

山喜（3598・大証2部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は3億6000万円、最終赤字は2億2500万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

山喜は4月30日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は3億6000万円の赤字（前期1億1200万円の黒字）、経常損益は2億4000万円の赤字（同7700万円の黒字）、最終損益は2億2500万円の赤字（同3100万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比0.4％増の162億円だった。

最終損失の計上により純資産は前の期より9700万円減少、54億4400万円となった。自己資本比率は38.2%となり、前の期より1.5ポイント低下した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は1億9000万円の黒字、経常損益は1億円の黒字、最終損益は6000万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は7円79銭を見込んでいる。