牧野フライス製作所 2013年3月期 売上高14.8%増 純利益39.5%増

牧野フライス製作所（6135・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が14.8%、純利益が39.5%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年3月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

牧野フライス製作所は4月30日午後2時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は14.8%増の1268億円となり、前の期より163億円増加。本業のもうけを示す営業利益は39.1%増の80億8400万円だった。営業利益率は前の期より1.1ポイント上昇し6.4%となった。経常利益は50.7%増の76億200万円、純利益は39.5%増の51億5900万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%となり、前の期の4.6%より1.3ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は46円38銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は9.3%減の1150億円と、118億円の減収を見込む。営業利益は38.2%減の50億円、経常利益は40.8%減の45億円を計画。EPSは28円76銭を予想している。