住友精密工業 2013年3月期 売上高23.2%減 純利益96.1%減

住友精密工業（6355・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より23.2%、純利益が96.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は4円96銭だった。

2014年3月期は純利益が52.3%増、1株当たり純利益（EPS）7円55銭を見込んでいる。

住友精密工業は4月30日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は23.2%減の401億円となり、前の期より121億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は89.7%減の4億3000万円。営業利益率は前の期より6.9ポイント低下し1.1%となった。経常利益は78.3%減の8億5000万円、純利益は96.1%減の2億6200万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.8%と、前の期の21.9%より21.1ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が14.5%増の460億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比2.4倍の10億5000万円を計画。経常利益は同0.1％減の8億5000万円、純利益は同52.3％増の4億円、EPSは7円55銭を見込んでいる。