加地テック 2013年3月期 売上高26.6%増 純利益34.1%減

加地テック（6391・大証2部）が4月30日発表した2013年3月期の非連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ26.6%増加したが、純利益は34.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は9円13銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高9.0%減、純利益32.1%増、1株当たり純利益（EPS）は12円07銭を見込んでいる。

加地テックは4月30日午後1時20分、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は26.6%増の65億9600万円となり、前の期より13億8700万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は49.0%減の2億3200万円だった。営業利益率は前の期の8.7%より5.2ポイント低い3.5%だった。経常利益は45.1%減の2億5900万円、純利益は34.1%減の1億5100万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.8%と、前の期の4.3%より1.5ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は9.0%減の60億円と、5億9600万円の減収となる見通し。一方、営業利益は50.7%増の3億5000万円、経常利益は34.7%増の3億5000万円、純利益は32.1%増の2億円と増益を予想。EPSは12円07銭を見込んでいる。