三菱電機 2013年3月期 売上高2.0%減 純利益38.0%減

三菱電機（6503・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.0%、純利益が38.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は32円38銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.8%増、純利益58.2%増、1株当たり純利益（EPS）51円24銭を見込んでいる。

三菱電機は4月30日午後1時15分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.0%減の3兆5671億円となり、前の期より722億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は32.5%減の1520億円。営業利益率は4.3%となり、前の期の6.2%から1.9ポイント低下した。税引前当期利益は70.9%減の651億円、純利益は38.0%減の695億円だった。自己資本利益率（ROE）は5.7%と、前の期の10.3%より4.6ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.8%増の3兆8100億円を計画。営業利益は34.8%増の2050億円を予想。税引前当期利益は184.0%増の1850億円、純利益は58.2%増の1100億円、EPSは51円24銭を見込んでいる。