アルパイン 2013年3月期 売上高9.6%増 純利益61.8%減

アルパイン（6816・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ9.6%増加したが、純利益は61.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は25円05銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高8.9%増、純利益71.7%増、1株当たり純利益（EPS）43円を見込んでいる。

アルパインは4月30日午前11時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.6%増の2223億円となり、前の期より194億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は59.2%減の23億500万円だった。営業利益率は前の期の2.8%より1.8ポイント低い1.0%だった。経常利益は34.2%減の42億9100万円、純利益は61.8%減の17億4700万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.7%となり、前の期の4.6%より2.9ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は8.9%増の2420億円を計画。営業利益は116.9%増の50億円を予想。経常利益は28.2%増の55億円、純利益は71.7%増の30億円、EPSは43円を見込んでいる。