船井電機 2013年3月期 売上高22.0%減 最終赤字85億4200万円

船井電機（6839・大証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は85億4200万円の赤字となり、前の期の46億2900万円の赤字より損失が39億1300万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が1億円、1株当たり純利益（EPS）2円93銭を見込んでいる。

船井電機は5月7日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比22.0％減の1920億円、営業損益は52億7300万円の赤字（前期4億6100万円の黒字）、経常損益は3億5500万円の赤字（同1億7400万円の黒字）だった。最終損益は85億4200万円の赤字（同46億2900万円の赤字）。

最終損失の計上により純資産は1213億円となり、前の期より24億4500万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が5.2%増の2020億円となる見通しを明らかにした。営業損益は2億円の黒字を計画。経常損益は5億円の黒字、最終損益は1億円の黒字、EPSは2円93銭を見込んでいる。