ネポン 2013年3月期 売上高4.4%増 純利益12.4%増

ネポン（7985・東証2部）が5月7日発表した2013年3月期の非連結決算は増収増益だった。売上高が4.4%、純利益が12.4%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が5.8%増となる一方、純利益は64.5%減を予想している。

ネポンは5月7日午後3時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は4.4%増の61億9300万円となり、前の期より2億6200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は97.0%増の2億3400万円だった。営業利益率は3.8%となり、前の期の2.0%から1.8ポイント上昇した。経常利益は13.4%増の1億9100万円、純利益は12.4%増の1億5400万円だった。自己資本利益率（ROE）は12.7%となり、前の期の12.8%より0.1ポイント下落した。1株当たり純利益（EPS）は12円91銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は5.8%増の65億5000万円と、3億5600万円の増収を見込む一方、営業利益は31.8%減の1億6000万円、経常利益は47.6%減の1億円の減益となる見通し。EPSは4円59銭を予想している。