加賀電子 2013年3月期 売上高5.9%減 純利益51.4%減

加賀電子（8154・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.9%、純利益が51.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は16円09銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.3%増、純利益169.8%増、1株当たり純利益（EPS）42円47銭を見込んでいる。

加賀電子は5月7日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.9%減の2164億円となり、前の期より134億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は39.0%減の12億6000万円。営業利益率は前の期の0.9%より0.3ポイント低い0.6%だった。経常利益は24.8%減の19億3100万円、純利益は51.4%減の4億4400万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.9%と、前の期の2%より1.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.3%増の2300億円を計画。営業利益は42.8%増の18億円を予想。経常利益は19.1%増の23億円、純利益は169.8%増の12億円、EPSは42円47銭を見込んでいる。