トヨタ自動車 2013年3月期 売上高18.7%増 純利益239.3%増

トヨタ自動車（7203・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

トヨタ自動車は5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は18.7%増の22兆641億円となり、前の期より3兆4805億円増加。本業のもうけを示す営業利益は271.4%増の1兆3208億円だった。営業利益率は6.0%となり、前の期の1.9%から4.1ポイント上昇した。税引前当期利益は224.3%増の1兆4036億円、純利益は239.3%増の9621億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.5%となり、前の期の2.7%より5.8ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は303円82銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が6.5%増の23兆5000億円、営業利益は36.3%増の1兆8000億円を見込む。EPSは432円53銭を予想している。