アシックス商事 2013年3月期 売上高30.7%増 純利益36.7%増

アシックス商事（9814・東証2部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が30.7%、純利益が36.7%前の期より増加した。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。

アシックス商事は5月8日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は30.7%増の276億円となり、前の期より64億9100万円増加。本業のもうけを示す営業利益は20.3%増の19億5300万円だった。営業利益率は前の期より0.6ポイント低下し7.1%となった。経常利益は32.3%増の23億3500万円、純利益は36.7%増の13億6900万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.2%となり、前の期の6.5%より1.7ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は168円17銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益の見通しを示した。売上高は0.5%減の275億円と、1億4100万円の減収を計画。一方、営業利益は1.4%増の19億8000万円、経常利益は1.1%増の23億6000万円と増益を見込んでいる。EPS予想は179円26銭。