クラボウ 2013年3月期 売上高7.6%減 純利益68.6%減

クラボウ（3106・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より7.6%、純利益が68.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は3円70銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高4.1%増、純利益111.3%増、1株当たり純利益（EPS）7円80銭を見込んでいる。

クラボウは5月8日午後1時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.6%減の1469億円となり、前の期より120億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は33.0%減の26億7200万円。営業利益率は前の期の2.5%より0.7ポイント低い1.8%だった。経常利益は44.3%減の22億5700万円、純利益は68.6%減の8億5200万円だった。自己資本利益率（ROE）は1%と、前の期の3.4%より2.4ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は4.1%増の1530億円を計画。営業利益は19.8%増の32億円を予想。経常利益は46.2%増の33億円、純利益は111.3%増の18億円、EPSは7円80銭を見込んでいる。