ヒロセ電機 2013年3月期 売上高1.2%増 純利益5.3%増

ヒロセ電機（6806・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ヒロセ電機は5月8日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.2%増の959億円となり、前の期より11億4800万円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.3%増の209億円だった。営業利益率は前の期の20.6%より1.3ポイント高い21.9%だった。経常利益は7.0%増の223億円、純利益は5.3%増の135億円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%と、前の期の5.4%より0.1ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は390円48銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が12.6%増の1080億円、営業利益は19.1%増の250億円を見込む。EPSは492円を予想している。