ローランド 2013年3月期 売上高3.4%減 最終赤字40億6600万円

ローランド（7944・大証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は40億6600万円の赤字となり、前の期の19億3000万円の赤字より損失が21億3500万円拡大した。2014年3月期は最終損益がトントンとなる見通し。

ローランドは5月8日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比3.4％減の723億円、営業損益は4億5100万円の赤字（前期8億7200万円の黒字）、経常損益は7億5400万円の赤字（同1億3600万円の黒字）だった。最終損益は40億6600万円の赤字（同19億3000万円の赤字）。

最終損失の計上により純資産は577億円となり、前の期から25億1100万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が12.3%増の812億円となる見通しを明らかにした。営業損益は35億円の黒字を計画。経常損益は31億円の黒字、を見込んでいる。