リケン 2013年3月期 売上高5.4%減 純利益10.0%減

リケン（6462・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.4%、純利益が10.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は37円12銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高2.0%増、純利益18.0%増、1株当たり純利益（EPS）43円79銭を見込んでいる。

リケンは5月9日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.4%減の715億円となり、前の期より41億700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は13.3%減の47億2100万円。営業利益率は6.6%となり、前の期の7.2%から0.6ポイント低下した。経常利益は12.0%減の60億7800万円、純利益は10.0%減の36億4500万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.7%と、前の期の9.2%より1.5ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は2.0%増の730億円を計画。営業利益は22.8%増の58億円を予想。経常利益は15.2%増の70億円、純利益は18.0%増の43億円、EPSは43円79銭を見込んでいる。