トナミホールディングス 2013年3月期 営業収益1.6%減 純利益182.2%増

トナミホールディングス（9070・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。営業収益は1.6%の減収となったが、営業利益は97.2%、純利益は182.2%増加した。1株当たり純利益（EPS）は19円67銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。営業収益0.9%増、純利益5.9%増、1株当たり純利益（EPS）20円80銭を見込んでいる。

トナミホールディングスは5月9日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は1.6%減の1158億円となり、前の期より18億4500万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は97.2%増の27億6700万円と増益を確保。営業利益率は前の期より1.2ポイント上昇し2.4%となった。経常利益は88.4%増の30億5000万円、純利益は182.2%増の17億8500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.8%となり、前の期の1.4%より2.4ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。営業収益は0.9%増の1169億円を計画。営業利益は8.4%増の30億円を予想。経常利益は8.2%増の33億円、純利益は5.9%増の18億9000万円、EPSは20円80銭を見込んでいる。