エムティジェネックス 2013年3月期 売上高2.4%減 純利益13.4%増

エムティジェネックス（9820・ジャスダック）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.4%の減収となったが、営業利益は5.4%、純利益は13.4%増加した。1株当たり純利益（EPS）は21円11銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高13.3%減、純利益は56.1%減、1株当たり純利益（EPS）は9円28銭を見込んでいる。

エムティジェネックスは5月9日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.4%減の20億7600万円となり、前の期より5100万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は5.4%増の3億7900万円と増益を確保。営業利益率は18.3%となり、前の期の16.9%から1.4ポイント上昇した。経常利益は5.5%増の3億9200万円、純利益は13.4%増の2億2700万円だった。自己資本利益率（ROE）は12.7%と、前の期の12.4%より0.3ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が13.3%減の18億円となり、2億7600万円の減収となる見通し。営業利益は59.2%減の1億5500万円、経常利益は56.7%減の1億7000万円、純利益は56.1%減の1億円を予想。EPSは9円28銭を見込んでいる。