セキ 2013年3月期 売上高6.3%増 純利益8.4%減

セキ（7857・ジャスダック）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ6.3%増加したが、純利益は8.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は79円21銭だった。

2014年3月期は純利益が9.1%増、1株当たり純利益（EPS）86円43銭を見込んでいる。

セキは5月9日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.3%増の133億円となり、前の期より7億9300万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は17.1%減の4億5900万円だった。営業利益率は3.4%となり、前の期の4.4%から1ポイント低下した。経常利益は13.3%減の5億7600万円、純利益は8.4%減の3億2900万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.8%と、前の期の3.2%より0.4ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が3.5%減の128億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比2.9％減の4億4600万円を計画。経常利益は同1.4％増の5億8400万円、純利益は同9.1％増の3億6000万円、EPSは86円43銭を見込んでいる。