バンダイナムコ 2013年3月期 売上高7.3%増 純利益67.8%増

バンダイナムコホールディングス（7832・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が7.3%、純利益が67.8%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年3月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

バンダイナムコは5月9日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.3%増の4872億円となり、前の期より330億円増加。本業のもうけを示す営業利益は40.6%増の486億円だった。営業利益率は前の期より2.4ポイント上昇し10.0%となった。経常利益は42.9%増の499億円、純利益は67.8%増の323億円だった。 1株当たり純利益（EPS）は147円40銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は1.5%減の4800億円と、72億4100万円の減収を見込む。営業利益は17.8%減の400億円、経常利益は20.0%減の400億円を計画。EPSは118円35銭を予想している。