博報堂DY 2013年3月期 売上高6.9%増 純利益49.9%増

博報堂DYホールディングス（2433・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

博報堂DYは5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.9%増の1兆454億円となり、前の期より671億円増加。本業のもうけを示す営業利益は32.8%増の263億円だった。営業利益率は2.5%となり、前の期の2.0%から0.5ポイント上昇した。経常利益は27.6%増の280億円、純利益は49.9%増の128億円だった。自己資本利益率（ROE）は6%となり、前の期の4.3%より1.7ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は339円64銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が4.0%増の1兆870億円、営業利益は14.0%増の300億円を見込む。EPSは408円26銭を予想している。