不二製油 2013年3月期 売上高1.9%減 純利益0.6%増

不二製油（2607・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.9%の減収となったが、営業利益は9.0%、純利益は0.6%増加した。1株当たり純利益（EPS）は96円98銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高14.1%増、純利益12.8%増、1株当たり純利益（EPS）109円35銭を見込んでいる。

不二製油は5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.9%減の2321億円となり、前の期より44億3300万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は9.0%増の141億円と増益を確保。営業利益率は6.1%となり、前の期の5.5%から0.6ポイント上昇した。経常利益は6.4%増の138億円、純利益は0.6%増の83億3600万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.6%となり、前の期の8.2%より0.6ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は14.1%増の2648億円を計画。営業利益は13.1%増の160億円を予想。経常利益は12.7%増の156億円、純利益は12.8%増の94億円、EPSは109円35銭を見込んでいる。