田岡化学 2013年3月期 売上高0.6%減 純利益88.4%減

田岡化学工業（4113・大証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より0.6%、純利益が88.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は1円26銭だった。

2014年3月期は純利益が1563.2%増、1株当たり純利益（EPS）20円90銭を見込んでいる。

田岡化学は5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%減の172億円となり、前の期より9800万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は10.2%減の5億7600万円。営業利益率は前の期の3.7%より0.4ポイント低い3.3%だった。経常利益は7.2%減の5億6000万円、純利益は88.4%減の1800万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.3%と、前の期の2.5%より2.2ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が5.2%増の181億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比7.6％増の6億2000万円を計画。経常利益は同0.1％減の5億6000万円、純利益は同16.6倍の3億円、EPSは20円90銭を見込んでいる。