オリエンタルチエン工業 2013年3月期 売上高6.4%減 純利益172.8%増

オリエンタルチエン工業（6380・大証2部）が5月9日発表した2013年3月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は6.4%の減収となったが、営業利益は31.9%、純利益は172.8%増加した。1株当たり純利益（EPS）は3円61銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高5.0%増、純利益25.7%増、1株当たり純利益（EPS）4円54銭を見込んでいる。

オリエンタルチエン工業は5月9日午後3時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は6.4%減の30億8000万円となり、前の期より2億1100万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は31.9%増の7300万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.7ポイント上昇し2.4%となった。経常利益は134.7%増の6300万円、純利益は172.8%増の5200万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%と、前の期の2.4%より3.7ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.0%増の32億3400万円を計画。営業利益は47.3%増の1億700万円を予想。経常利益は21.2%増の7600万円、純利益は25.7%増の6600万円、EPSは4円54銭を見込んでいる。