ヨロズ 2013年3月期 売上高8.9%増 純利益2.2%減

ヨロズ（7294・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ8.9%増加したが、純利益は2.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は263円28銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高19.4%増、純利益62.3%減、1株当たり純利益（EPS）は99円32銭を計画している。

ヨロズは5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.9%増の1105億円となり、前の期より90億2600万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は12.7%減の71億700万円だった。営業利益率は前の期の8.0%より1.6ポイント低い6.4%だった。経常利益は3.8%減の84億300万円、純利益は2.2%減の53億100万円だった。自己資本利益率（ROE）は11.2%となり、前の期の13.4%より2.2ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は19.4%増の1320億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は15.6%減の60億円、経常利益は41.7%減の49億円、純利益は62.3%減の20億円と減益を予想。EPSは99円32銭を見込んでいる。