酉島製作所 2013年3月期 売上高1.0%減 純利益37.0%減

酉島製作所（6363・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より1.0%、純利益が37.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は33円64銭だった。

2014年3月期は純利益が25.8%減、1株当たり純利益（EPS）24円94銭を見込んでいる。

酉島製作所は5月9日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%減の459億円となり、前の期より4億7900万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は77.4%減の5億1700万円。営業利益率は1.1%となり、前の期の4.9%から3.8ポイント低下した。経常利益は52.6%減の13億8900万円、純利益は37.0%減の9億4300万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.9%となり、前の期の4.8%より1.9ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が8.6%減の420億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比93.3％増の10億円を計画。経常利益は同28.0％減の10億円、純利益は同25.8％減の7億円、EPSは24円94銭を見込んでいる。