新興プランテック 2013年3月期 売上高4.1%減 純利益33.0%減

新興プランテック（6379・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.1%、純利益が33.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は60円76銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高9.4%減、純利益17.5%増、1株当たり純利益（EPS）は71円38銭を見込んでいる。

新興プランテックは5月9日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.1%減の938億円となり、前の期より40億500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は30.5%減の51億4900万円。営業利益率は5.5%となり、前の期の7.6%から2.1ポイント低下した。経常利益は29.0%減の53億8700万円、純利益は33.0%減の28億800万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.1%と、前の期の14.6%より5.5ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は9.4%減の850億円と、88億4500万円の減収となる見通し。一方、営業利益は14.6%増の59億円、経常利益は11.4%増の60億円、純利益は17.5%増の33億円と増益を予想。EPSは71円38銭を見込んでいる。