ニチゾウテック 2013年3月期 売上高10.9%減 純利益88.7%増

ニチゾウテック（4654・大証2部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は10.9%の減収となったが、営業利益は38.4%、純利益は88.7%増加した。1株当たり純利益（EPS）は35円66銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高37.5%増、純利益74.3%増、1株当たり純利益（EPS）62円16銭を見込んでいる。

ニチゾウテックは5月9日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.9%減の99億6500万円となり、前の期より12億1900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は38.4%増の3億9900万円と増益を確保。営業利益率は前の期の2.6%より1.4ポイント高い4.0%だった。経常利益は19.6%増の4億1400万円、純利益は88.7%増の2億3500万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.1%と、前の期の2.2%より1.9ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は37.5%増の137億円を計画。営業利益は75.1%増の7億円を予想。経常利益は68.7%増の7億円、純利益は74.3%増の4億1000万円、EPSは62円16銭を見込んでいる。