日油 2013年3月期 売上高2.3%減 純利益20.0%増

日油（4403・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.3%の減収となったが、営業利益は10.6%、純利益は20.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は47円88銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高5.8%増、純利益8.1%増、1株当たり純利益（EPS）51円79銭を見込んでいる。

日油は5月9日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.3%減の1488億円となり、前の期より35億500万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は10.6%増の123億円と増益を確保。営業利益率は前の期の7.3%より1ポイント高い8.3%だった。経常利益は13.2%増の136億円、純利益は20.0%増の87億8400万円だった。自己資本利益率（ROE）は9%と、前の期の8.1%より0.9ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.8%増の1575億円を計画。営業利益は11.8%増の138億円を予想。経常利益は6.3%増の145億円、純利益は8.1%増の95億円、EPSは51円79銭を見込んでいる。