NSD 2013年3月期 売上高6.5%増 純利益31.4%増

NSD（9759・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

NSDは5月9日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.5%増の366億円となり、前の期より22億2000万円増加。本業のもうけを示す営業利益は32.4%増の44億8300万円だった。営業利益率は前の期より2.4ポイント上昇し12.2%となった。経常利益は23.5%増の45億3000万円、純利益は31.4%増の24億5400万円だった。自己資本利益率（ROE）は6%となり、前の期の4.7%より1.3ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は58円37銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が9.2%増の400億円、営業利益は4.8%増の47億円を見込む。EPSは63円95銭を予想している。