スズケン 2013年3月期 売上高1.9%増 純利益78.3%増

スズケン（9987・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

スズケンは5月9日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.9%増の1兆8945億円となり、前の期より346億円増加。本業のもうけを示す営業利益は49.2%増の112億円だった。営業利益率は0.6%となり、前の期の0.4%から0.2ポイント上昇した。経常利益は18.9%増の274億円、純利益は78.3%増の143億円だった。自己資本利益率（ROE）は4.8%と、前の期の2.8%より2.0ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は159円19銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が4.0%増の1兆9705億円、営業利益は13.5%増の128億円を見込む。EPSは179円71銭を予想している。